店を買う。
- 2014/06/05
- 21:20
こんばんは。
東京も、いよいよ今日から梅雨に入ったそうで。
雨の中外に出る気もしない、と言いたいところですが、朝から外出です。
昨日、僕は不動産の賃貸借契約と同時にもう一つの契約を結びました。
「居抜き」契約です。
普通、前の借主が出ていく時には物件をキレイな状態に「原状回復」していきますよね。
それを敢えて前の借主が使ってたままの状態で借りる、いわば家具付き賃貸みたいなものです。
ただ飲食店の場合は家具よりもガス、水道、電気やエアコンなどのインフラが重要になってきます。
元々居住用だったり事務所仕様だったり、飲食店じゃない物件を飲食店にするのは、莫大な費用がかかります。
ガス水道をひっぱって、電気を200v(動力)にして、業務用エアコンを設置したらそれだけでウン百万です。
だから、誰かが予めそういう部分を整えてくれてたら、そこに乗っかるだけっていうのはかなりオイシイ話なんですよね。
そんなオイシイ物件を居抜き物件と呼び、初期費用が安く抑えられるっていうんで結構重宝されてるみたいです。
今回、僕が見つけたのはこういう「居抜き」物件です。
ガス水道はもちろん、200vの動力もひいてあり、エアコンもキレイでした。業務用冷蔵/冷凍庫は三つ、製氷機もついて、大きな木のカウンターと椅子、おまけに茹で面機と製麺機までついてました。(繁盛してた手打ちうどん屋さんだったのです。)
家からチャリで行ける、緑がある(都内でも珍しいくらい大きな緑地帯のそばで、春には花見の名所になります)、15坪くらいの広さがある、そして何より家賃が安い、という夢みたいな物件です。仲介業者さんいわく、最寄り駅から徒歩10分以上がネックということでしたが、騒がしい場所を好まない自分にとってはむしろありがたい条件でした。
もう内見に行く前から契約するつもりだったので、申込書を勝手に作って持っていきました。他の人に絶対とられたくなかったからです。
で、無事審査が通ったあとでうどん屋さんとの交渉になりました。
居抜き物件を借りるとき、タダではなかなか済みません。
そりゃ何百万もかけて整備したインフラと厨房機器一式を無償では譲りたくないですよね。
一概には言えないですけど、僕が見てきた中では300万円くらいの造作料(譲渡金)が相場でした。
これも一概には言えないですけど、撤退理由がネガティブな店ほど造作料が高いような気もします(閉店までの負債を相殺しようと躍起になるから)。
僕の交渉相手のうどん屋さんは、初め100万ちょっとを言い値にしてました。
撤退じゃなくて拡大、というポジティブな心情があるゆえの値段だったと思います。
譲渡内容からすれば妥当な額でした。
それでも僕は値切りました。
値切れるところまで値切って、それはちょっと・・・って言われた額に10万円足したのが最終的な譲渡額になりました。
結局、言い値の半額で僕は昨日その店を買いました。
そして今日は、朝から掃除に行ったのです。
値切りまくったぶん、店の掃除はこっちでやるっていう条件だったもので。
空き段ボールを潰し、床の掃き掃除をして製氷機にマイペットをかけて拭きました。
外にいたクモをとって、カウンターをアルコールで拭き上げ、空き瓶を回収して帰りました。
続きはまた明日やります。
東京も、いよいよ今日から梅雨に入ったそうで。
雨の中外に出る気もしない、と言いたいところですが、朝から外出です。
昨日、僕は不動産の賃貸借契約と同時にもう一つの契約を結びました。
「居抜き」契約です。
普通、前の借主が出ていく時には物件をキレイな状態に「原状回復」していきますよね。
それを敢えて前の借主が使ってたままの状態で借りる、いわば家具付き賃貸みたいなものです。
ただ飲食店の場合は家具よりもガス、水道、電気やエアコンなどのインフラが重要になってきます。
元々居住用だったり事務所仕様だったり、飲食店じゃない物件を飲食店にするのは、莫大な費用がかかります。
ガス水道をひっぱって、電気を200v(動力)にして、業務用エアコンを設置したらそれだけでウン百万です。
だから、誰かが予めそういう部分を整えてくれてたら、そこに乗っかるだけっていうのはかなりオイシイ話なんですよね。
そんなオイシイ物件を居抜き物件と呼び、初期費用が安く抑えられるっていうんで結構重宝されてるみたいです。
今回、僕が見つけたのはこういう「居抜き」物件です。
ガス水道はもちろん、200vの動力もひいてあり、エアコンもキレイでした。業務用冷蔵/冷凍庫は三つ、製氷機もついて、大きな木のカウンターと椅子、おまけに茹で面機と製麺機までついてました。(繁盛してた手打ちうどん屋さんだったのです。)
家からチャリで行ける、緑がある(都内でも珍しいくらい大きな緑地帯のそばで、春には花見の名所になります)、15坪くらいの広さがある、そして何より家賃が安い、という夢みたいな物件です。仲介業者さんいわく、最寄り駅から徒歩10分以上がネックということでしたが、騒がしい場所を好まない自分にとってはむしろありがたい条件でした。
もう内見に行く前から契約するつもりだったので、申込書を勝手に作って持っていきました。他の人に絶対とられたくなかったからです。
で、無事審査が通ったあとでうどん屋さんとの交渉になりました。
居抜き物件を借りるとき、タダではなかなか済みません。
そりゃ何百万もかけて整備したインフラと厨房機器一式を無償では譲りたくないですよね。
一概には言えないですけど、僕が見てきた中では300万円くらいの造作料(譲渡金)が相場でした。
これも一概には言えないですけど、撤退理由がネガティブな店ほど造作料が高いような気もします(閉店までの負債を相殺しようと躍起になるから)。
僕の交渉相手のうどん屋さんは、初め100万ちょっとを言い値にしてました。
撤退じゃなくて拡大、というポジティブな心情があるゆえの値段だったと思います。
譲渡内容からすれば妥当な額でした。
それでも僕は値切りました。
値切れるところまで値切って、それはちょっと・・・って言われた額に10万円足したのが最終的な譲渡額になりました。
結局、言い値の半額で僕は昨日その店を買いました。
そして今日は、朝から掃除に行ったのです。
値切りまくったぶん、店の掃除はこっちでやるっていう条件だったもので。
空き段ボールを潰し、床の掃き掃除をして製氷機にマイペットをかけて拭きました。
外にいたクモをとって、カウンターをアルコールで拭き上げ、空き瓶を回収して帰りました。
続きはまた明日やります。
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