エゴ?
- 2014/06/10
- 22:27
こんばんは。
今朝新聞を読んでいたら、坂本龍一が出ていました。
環境にやさしいせっけんを作っている会社の社長との対談が見開きで掲載されていて、こんな見出しがありました。
「エコとはエゴである」
若き日の坂本龍一は、多くの若者と同じように夜な夜な出歩き、酒を飲み、遊んでいたそうです。
しかし40歳になったあたりから体の変化を感じ、健康に意識的になったそうです。
そこで初めて体にいいものを、と考えて環境保護へ気持ちが向かったと。
なるほどー、と思いました。
まず自分ありきで、その後周囲に目がいく。
エゴ、というとついわがままとか自己中心とかネガティブな翻訳を当てがちですが、そうじゃなくてまず自分を客観的に捉え、そこを大事に生きるということでしょう。
すごく正直で、説得力がある考え方だと思います。
僕は事業を始めるにあたって、事業計画書を作成しました。
そこには創業の動機を記入する欄があり、いくつかの記入例もついていて、「地域の方々のお役に立つため」、とか「雇用を創出して社会貢献するため」、とかもっともらしいことが書かれていました。
当たり前かもしれませんが、そういう建前は聞き手に全然響いてきません。うすら寒い気分になります。
それはおそらく語り手が不在のまま語られた言葉だからです。
現状に対して自分が何かを感じ、考え、その結果として「○○のため〜」という大義名分に辿り着くならまだしも、自分の感情や思考にフタをしていきなり大義名分に飛んでいくのはどうしても違和感を覚えます。
正面から自分に向き合って、自分と対話をする。自分の願望がまずモチベーションになって、その延長に社会貢献がある、というのが自然な形に思えます。
ちなみに僕の創業動機は、すごくざっくり言えば「自分が心地よく暮らしていきたかったから」です。
その延長にお客様の心地良さがあれば言うことなし!ですね。
ではでは。
今朝新聞を読んでいたら、坂本龍一が出ていました。
環境にやさしいせっけんを作っている会社の社長との対談が見開きで掲載されていて、こんな見出しがありました。
「エコとはエゴである」
若き日の坂本龍一は、多くの若者と同じように夜な夜な出歩き、酒を飲み、遊んでいたそうです。
しかし40歳になったあたりから体の変化を感じ、健康に意識的になったそうです。
そこで初めて体にいいものを、と考えて環境保護へ気持ちが向かったと。
なるほどー、と思いました。
まず自分ありきで、その後周囲に目がいく。
エゴ、というとついわがままとか自己中心とかネガティブな翻訳を当てがちですが、そうじゃなくてまず自分を客観的に捉え、そこを大事に生きるということでしょう。
すごく正直で、説得力がある考え方だと思います。
僕は事業を始めるにあたって、事業計画書を作成しました。
そこには創業の動機を記入する欄があり、いくつかの記入例もついていて、「地域の方々のお役に立つため」、とか「雇用を創出して社会貢献するため」、とかもっともらしいことが書かれていました。
当たり前かもしれませんが、そういう建前は聞き手に全然響いてきません。うすら寒い気分になります。
それはおそらく語り手が不在のまま語られた言葉だからです。
現状に対して自分が何かを感じ、考え、その結果として「○○のため〜」という大義名分に辿り着くならまだしも、自分の感情や思考にフタをしていきなり大義名分に飛んでいくのはどうしても違和感を覚えます。
正面から自分に向き合って、自分と対話をする。自分の願望がまずモチベーションになって、その延長に社会貢献がある、というのが自然な形に思えます。
ちなみに僕の創業動機は、すごくざっくり言えば「自分が心地よく暮らしていきたかったから」です。
その延長にお客様の心地良さがあれば言うことなし!ですね。
ではでは。
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