謹賀新年
- 2016/01/07
- 23:12
明けましておめでとうございます。
新しい年が始まって一週間、皆様いかがお過ごしでしょうか。
2016年、なんて言われてもあんまり現実味がないというか、昔ほど年の変わり目に敏感でなくなったというか。
二十代半ばまでは、大晦日というとそれはもう一年に一度のスペシャルな夜でした。
カウントダウンイベントに出かけたり、賑やかにパーティーをしたり、とにかく派手に過ごすのが慣例でした。
最近の大晦日は家族で静かに夕食をとった後、年明けを待たずに就寝、というパターンが主です。
過剰に騒ぐことがなくなった分、落ち着いた、穏やかな心で新たな年の始まりを迎えられているような気がします。
今年も地元の八幡宮に初詣に行き、御守りを買い換え、自宅の大掃除と店の清掃を済ませ、営業初日の仕込みを終え、昨日から営業を始めました。
正月休み明け、早朝の澄んだ空気の中、久しぶりに生地と対面し、分割、成形、そして焼成と、一つ一つのプロセスを、集中しながら、確認するように進めていきます。
やはり仕事初めというのは緊張します。
少しずつ体が慣れて、手の感覚が戻るのを待ちます。
良いパンが焼けるように、祈りながら窯に生地を入れたら後は心を無にして待つのみ。
そして焼き上がったフランスパンを、粗熱がとれてからまな板に置き、包丁で端を切って口に含んだ時、やっと張り詰めた心がほどけます。
ここまでの労働が報われる瞬間。
この味、この香り。
2016年の焼き初めは無事に成功しました。
(ホッとしました。)
初日からご来店くださったお客様方、どうもありがとうございました。
見慣れたお顔を久々に拝見できて、ほっこりしました。
お客様から「今年もよろしく」と言ってもらえること、町のパン屋として最高に嬉しいです。
どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
新しい年が始まって一週間、皆様いかがお過ごしでしょうか。
2016年、なんて言われてもあんまり現実味がないというか、昔ほど年の変わり目に敏感でなくなったというか。
二十代半ばまでは、大晦日というとそれはもう一年に一度のスペシャルな夜でした。
カウントダウンイベントに出かけたり、賑やかにパーティーをしたり、とにかく派手に過ごすのが慣例でした。
最近の大晦日は家族で静かに夕食をとった後、年明けを待たずに就寝、というパターンが主です。
過剰に騒ぐことがなくなった分、落ち着いた、穏やかな心で新たな年の始まりを迎えられているような気がします。
今年も地元の八幡宮に初詣に行き、御守りを買い換え、自宅の大掃除と店の清掃を済ませ、営業初日の仕込みを終え、昨日から営業を始めました。
正月休み明け、早朝の澄んだ空気の中、久しぶりに生地と対面し、分割、成形、そして焼成と、一つ一つのプロセスを、集中しながら、確認するように進めていきます。
やはり仕事初めというのは緊張します。
少しずつ体が慣れて、手の感覚が戻るのを待ちます。
良いパンが焼けるように、祈りながら窯に生地を入れたら後は心を無にして待つのみ。
そして焼き上がったフランスパンを、粗熱がとれてからまな板に置き、包丁で端を切って口に含んだ時、やっと張り詰めた心がほどけます。
ここまでの労働が報われる瞬間。
この味、この香り。
2016年の焼き初めは無事に成功しました。
(ホッとしました。)
初日からご来店くださったお客様方、どうもありがとうございました。
見慣れたお顔を久々に拝見できて、ほっこりしました。
お客様から「今年もよろしく」と言ってもらえること、町のパン屋として最高に嬉しいです。
どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
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