こんばんは。
2014年の9月10日に店を始めて、今日で三年経ちました。
特に何かをするわけでもなく、いつも通りに店を開け、いつも通りに働きました。
いつも通りの皆様にお会いできて、おだやかに一日が終わりました。
それが営業後の店内で洗い物をしているうちに、ふと「ああ、三年経ったのか。」と、やっとじわじわ実感がわいてきて。
毎日使っている道具。
ミキサーやオーブン。
自分達で塗った壁。
スピーカーと、そこから聞こえる音。
近正さんが作ってくれた看板や、ヒロさんが飾ってくれた植物。
店にある全てを改めて一つ一つ眺めてみると、三年、という長くも短くもない、それでいて不思議と重みのある時間が、現実のものとして感じられるのでした。
家に帰ってシャワーを浴びながら、ふと自分の手を見る。
この手が、どれほどのパンを作ってきたのか考えてみる。
他のことはさておき、パンに妥協はしない。
自分のパンを作れるのは、自分しかいない。
一本のフランスパンを、気持ちを込めて作る。
全てはそこから。
四年目に入るにあたって、改めて自らに言い聞かせました。
いつもありがとうございます。
明日からまた、よろしくお願いします。
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