水曜から通常営業の予定です。
- 2018/06/25
- 13:45
こんにちは。
先述の通り、本日はお休みをいただきました。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
水曜からは通常営業いたします。
そのための準備で今日は店にいました。
店に行く前に病院に寄って、改めて右手の傷の経過を診察してもらったところ、完治まで一ヶ月くらいだろう、と言われました。
体重が100㎏ちょっとある友達がいるのですが、今、僕の右手はその友達の手にそっくりです。
僕の体重が100㎏あればこの手もしっくりくるのでしょうが、いかんせん僕は70㎏しかないのでどうにも右手の腫れ具合が目立ってしまいます。
ともあれ、初日は右手にテニスボール乗っかってんのかな、くらいの腫れ方だったのが、今はピンポン玉くらいの腫れにおさまってきたのでまだマシです。
一つ間違えば指が飛んでいたか、骨がぐしゃぐしゃになっていたかもしれないところをテニスボールだかピンポン玉だかで済ませてもらったと思えば不幸中の幸い、と前向きに片付けることもできます。
ケガや病気など、非日常的状態におかれた時こそその人(あるいは周囲の人)の本質が見える、とはよく言ったものです。
ケガの直後、僕は右手に激しい痛みを感じながらも冷静にビニル手袋をはめ、生地を静かにミキサーボウルから取り出し、成形中の生地を左手でハンドリングし、最終発酵を終えつつある生地を窯に入れてやりました。
僕の体は痛みを感じているのに、一方で僕の体は勝手に動いてパンを作るのを止めませんでした。
お前、本当にパン好きだな。と自分で自分に驚く次第です。
こんなこともありました。
ケガをした日の午後、パンが売り切れて僕の緊張感も切れて疲れと痛みにうちのめされて横になっていた時、お客様がいらっしゃいました。
そのお客様はパンの予約がしたい、とおっしゃったので僕は醜い右手をお見せし、大変申し訳ありません、明日以降の営業は今のところ未定です、とお伝えしました。ごめんなさい、と何度も謝りましたが、結局うまくお伝えすることが出来なかったようで、後日その方から(パンが売り切れていたことが?予約をとらなかったことが?そもそもケガをすること自体が?わかりません。)「小売りの商売人としてあるまじき態度」とお説教を垂れられることになりました。
(BGM-"Don't believe the hype/Public enemy)
しかし、捨てるナントカあれば拾うナントカあり、とはよく言ったもので、ケガをしてからというもの、多くのお客様、近所の商店の方、通りすがりのおじさま、色々な方から励ましのお言葉を頂戴し、中にはお言葉だけでなくわざわざカステラやアイス等お見舞いをくださる方々もいらして、本当に何と言ったらいいか、とにかくすみませんありがとうございますこれからもがんばります、と月並みなことしか言えないのですが、心からそう思いました。
(BGM-Today/Smashing pumpkins)
打ち捨てられた僕のモチベーションを上げてくれるのもまたお客様なのでした。
繰り返しになりますが、本日はお休みをいただいてご迷惑をおかけしました。
僕が店にいる間いらっしゃったお客様方、暑い中わざわざお越しくださったのにご希望に応えられずすみませんでした。
こんな情けないことは一年に一度あるかないかですので、本日いらっしゃった皆様はたまたま巡り合わせの良くない日に当たってしまった、とお考えいただいて、もし機会があればまたのお越しを心よりお待ちしています。
おかしな話ですが、ケガをしてからフランスパンの出来がいつも以上に良いです。具体的にはパン生地にかける力の加減がどうしても健常時より控えめになるのですが、それが思わぬ良い結果に繋がっています。
少し肩の力が入りすぎていた、と気づかされたところです。
ケガの功名、とはよく言ったものです。
今のところ、水曜から通常営業の予定でおります。今日はいつも以上に気持ちを込めて生地を作りました。
また皆様にパンをお召し上がりいただきたい、その一心です。
しばらくは手が不自由でスピード感に欠ける動きになりそうですが、何卒見守っていただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
先述の通り、本日はお休みをいただきました。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
水曜からは通常営業いたします。
そのための準備で今日は店にいました。
店に行く前に病院に寄って、改めて右手の傷の経過を診察してもらったところ、完治まで一ヶ月くらいだろう、と言われました。
体重が100㎏ちょっとある友達がいるのですが、今、僕の右手はその友達の手にそっくりです。
僕の体重が100㎏あればこの手もしっくりくるのでしょうが、いかんせん僕は70㎏しかないのでどうにも右手の腫れ具合が目立ってしまいます。
ともあれ、初日は右手にテニスボール乗っかってんのかな、くらいの腫れ方だったのが、今はピンポン玉くらいの腫れにおさまってきたのでまだマシです。
一つ間違えば指が飛んでいたか、骨がぐしゃぐしゃになっていたかもしれないところをテニスボールだかピンポン玉だかで済ませてもらったと思えば不幸中の幸い、と前向きに片付けることもできます。
ケガや病気など、非日常的状態におかれた時こそその人(あるいは周囲の人)の本質が見える、とはよく言ったものです。
ケガの直後、僕は右手に激しい痛みを感じながらも冷静にビニル手袋をはめ、生地を静かにミキサーボウルから取り出し、成形中の生地を左手でハンドリングし、最終発酵を終えつつある生地を窯に入れてやりました。
僕の体は痛みを感じているのに、一方で僕の体は勝手に動いてパンを作るのを止めませんでした。
お前、本当にパン好きだな。と自分で自分に驚く次第です。
こんなこともありました。
ケガをした日の午後、パンが売り切れて僕の緊張感も切れて疲れと痛みにうちのめされて横になっていた時、お客様がいらっしゃいました。
そのお客様はパンの予約がしたい、とおっしゃったので僕は醜い右手をお見せし、大変申し訳ありません、明日以降の営業は今のところ未定です、とお伝えしました。ごめんなさい、と何度も謝りましたが、結局うまくお伝えすることが出来なかったようで、後日その方から(パンが売り切れていたことが?予約をとらなかったことが?そもそもケガをすること自体が?わかりません。)「小売りの商売人としてあるまじき態度」とお説教を垂れられることになりました。
(BGM-"Don't believe the hype/Public enemy)
しかし、捨てるナントカあれば拾うナントカあり、とはよく言ったもので、ケガをしてからというもの、多くのお客様、近所の商店の方、通りすがりのおじさま、色々な方から励ましのお言葉を頂戴し、中にはお言葉だけでなくわざわざカステラやアイス等お見舞いをくださる方々もいらして、本当に何と言ったらいいか、とにかくすみませんありがとうございますこれからもがんばります、と月並みなことしか言えないのですが、心からそう思いました。
(BGM-Today/Smashing pumpkins)
打ち捨てられた僕のモチベーションを上げてくれるのもまたお客様なのでした。
繰り返しになりますが、本日はお休みをいただいてご迷惑をおかけしました。
僕が店にいる間いらっしゃったお客様方、暑い中わざわざお越しくださったのにご希望に応えられずすみませんでした。
こんな情けないことは一年に一度あるかないかですので、本日いらっしゃった皆様はたまたま巡り合わせの良くない日に当たってしまった、とお考えいただいて、もし機会があればまたのお越しを心よりお待ちしています。
おかしな話ですが、ケガをしてからフランスパンの出来がいつも以上に良いです。具体的にはパン生地にかける力の加減がどうしても健常時より控えめになるのですが、それが思わぬ良い結果に繋がっています。
少し肩の力が入りすぎていた、と気づかされたところです。
ケガの功名、とはよく言ったものです。
今のところ、水曜から通常営業の予定でおります。今日はいつも以上に気持ちを込めて生地を作りました。
また皆様にパンをお召し上がりいただきたい、その一心です。
しばらくは手が不自由でスピード感に欠ける動きになりそうですが、何卒見守っていただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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