パンと音楽・第一回 pepper adams
- 2020/04/13
- 18:18
こんにちは。
最近は短縮営業で早めに店を出て、その後ずっと家にいます。
皆様も、それぞれに家で過ごされてると思います。
僕は家で特に何をするでもなく、とりあえず音楽を聴いています。
なんだかんだで、音楽に救われている感じです。
今、店ではイートインを休止しているのですが、やっぱり店内でゆっくり過ごしたい、という方は少なからずいらっしゃって、そういう方に事情を説明してお断りする度ちょっと申し訳なくなります。
サンドイッチとコーヒーを店内で楽しむつもりだった、でも仕方ないから持ち帰りにする、そんな方にせめて自宅で当店の雰囲気(=音楽)を少しでも味わっていただけたら、というぼんやりとした動機でこのコーナーを始めてみます。
ヒマつぶしにでも読んでもらえたら。
僕のところで買ってくださったサンドイッチ(またはパンとかコーヒーとかケーキとか)を部屋でお召し上がりになるとき、こんな音楽も一緒にどうぞ、というイメージで曲(アルバム)紹介します。
余計なお世話かもしれませんので、適当に聴いてもらえると安心します。
・少し楽しい気分になれそうな曲
・すぐ買えそうな(1000円位の安い)アルバム
・ジャズ多め
・その他ちょいちょい
です。
では早速第一回目。
Motor city scene / pepper adams

昔、初めてジャズのCDを買いに、ジャズのCDしかない店に行った時。
CDはアーティスト名でA~Zのアルファベット順に並んでるもの、と思いこんで(art pepperのCDを買いに)行ったら、あれ、Aのとこにart pepperがない、ってなって困った思い出。
よく見るとまず楽器ごとにカテゴリーが分かれてて、アルトサックスのA~Z、テナーサックスのA~Z、トランペットの、ベースの、ドラムの、(以下略)
とにかく自分の探してるアーティストはまず何の楽器の人なのか、それがわかんないとジャズのCDは探せない、と知った青い頃。
それ以来、意識的に楽器の音色を聴くようになりました。
ある時やけに野太い音を出す人がいる、と思ってチェックしてみると、それはバリトンサックスという楽器で、吹いてるのはペッパー・アダムスという何だかごきげんな名前の人だと知りました。
とってもファンキーな音なので、勝手に黒人のジャズマンをイメージしてたら実際はメガネをかけたスマートな白人のアーティストだったのでやや意外。
ともあれ、それからしばらくバリトンサックスの音色に引き込まれてペッパーアダムスの音源を集めたりしました。
うまく説明できないのですが、僕にとってバリトンの音はどうしようもなくジャズ、ジャズっぽいジャズ、黒くうねる感じの、とにかくジャズなのです。
ペッパーアダムスの音がちゃんと聴ける安いアルバムは少ないのですが、今回紹介したアルバムはAmazonとかで1000円以下で買えそうな感じです。(送料別)
僕はこのアルバムが大好きです。
まずジャケがいい。
手塚治虫みたいな帽子をかぶった人が、でっかいベースを乗せて洒落た車に乗ってる、ゆるいイラスト。
全5曲のうち、3曲目がちょうどいい楽しげな雰囲気なので、まず3曲目から聴くと軽快に食事が進みそうです。
1曲目が一番まったりしたバラードなので、これは食後の珈琲の時にでも。
このアルバムはmotor city=デトロイトにゆかりのあるアーティストが集って、地元をrepresentする感じでやってるんですけど、メンツが豪華です。
ドナルド・バード(トランペット)やケニー・バレル(ギター)、(以下略)、ペッパーアダムスのバリトンも最高だけど、それ以外の音にしたってとにかく耳が喜びます。
中学生の頃、デトロイトは自動車産業の町、ぐらいにしか習わなかった気がするんですが、こうやって聴いてると音楽の町でもあるんだな、と思います。ジャズだけじゃなくてその後のブラックミュージックでも偉人を輩出してます。Jay deeとかエミネムとか。
自動車と音楽の町。
お家で過ごすのんびりした時間のお伴に、pepper adamsの野太いバリトン。おすすめです。
ではまた。
最近は短縮営業で早めに店を出て、その後ずっと家にいます。
皆様も、それぞれに家で過ごされてると思います。
僕は家で特に何をするでもなく、とりあえず音楽を聴いています。
なんだかんだで、音楽に救われている感じです。
今、店ではイートインを休止しているのですが、やっぱり店内でゆっくり過ごしたい、という方は少なからずいらっしゃって、そういう方に事情を説明してお断りする度ちょっと申し訳なくなります。
サンドイッチとコーヒーを店内で楽しむつもりだった、でも仕方ないから持ち帰りにする、そんな方にせめて自宅で当店の雰囲気(=音楽)を少しでも味わっていただけたら、というぼんやりとした動機でこのコーナーを始めてみます。
ヒマつぶしにでも読んでもらえたら。
僕のところで買ってくださったサンドイッチ(またはパンとかコーヒーとかケーキとか)を部屋でお召し上がりになるとき、こんな音楽も一緒にどうぞ、というイメージで曲(アルバム)紹介します。
余計なお世話かもしれませんので、適当に聴いてもらえると安心します。
・少し楽しい気分になれそうな曲
・すぐ買えそうな(1000円位の安い)アルバム
・ジャズ多め
・その他ちょいちょい
です。
では早速第一回目。
Motor city scene / pepper adams

昔、初めてジャズのCDを買いに、ジャズのCDしかない店に行った時。
CDはアーティスト名でA~Zのアルファベット順に並んでるもの、と思いこんで(art pepperのCDを買いに)行ったら、あれ、Aのとこにart pepperがない、ってなって困った思い出。
よく見るとまず楽器ごとにカテゴリーが分かれてて、アルトサックスのA~Z、テナーサックスのA~Z、トランペットの、ベースの、ドラムの、(以下略)
とにかく自分の探してるアーティストはまず何の楽器の人なのか、それがわかんないとジャズのCDは探せない、と知った青い頃。
それ以来、意識的に楽器の音色を聴くようになりました。
ある時やけに野太い音を出す人がいる、と思ってチェックしてみると、それはバリトンサックスという楽器で、吹いてるのはペッパー・アダムスという何だかごきげんな名前の人だと知りました。
とってもファンキーな音なので、勝手に黒人のジャズマンをイメージしてたら実際はメガネをかけたスマートな白人のアーティストだったのでやや意外。
ともあれ、それからしばらくバリトンサックスの音色に引き込まれてペッパーアダムスの音源を集めたりしました。
うまく説明できないのですが、僕にとってバリトンの音はどうしようもなくジャズ、ジャズっぽいジャズ、黒くうねる感じの、とにかくジャズなのです。
ペッパーアダムスの音がちゃんと聴ける安いアルバムは少ないのですが、今回紹介したアルバムはAmazonとかで1000円以下で買えそうな感じです。(送料別)
僕はこのアルバムが大好きです。
まずジャケがいい。
手塚治虫みたいな帽子をかぶった人が、でっかいベースを乗せて洒落た車に乗ってる、ゆるいイラスト。
全5曲のうち、3曲目がちょうどいい楽しげな雰囲気なので、まず3曲目から聴くと軽快に食事が進みそうです。
1曲目が一番まったりしたバラードなので、これは食後の珈琲の時にでも。
このアルバムはmotor city=デトロイトにゆかりのあるアーティストが集って、地元をrepresentする感じでやってるんですけど、メンツが豪華です。
ドナルド・バード(トランペット)やケニー・バレル(ギター)、(以下略)、ペッパーアダムスのバリトンも最高だけど、それ以外の音にしたってとにかく耳が喜びます。
中学生の頃、デトロイトは自動車産業の町、ぐらいにしか習わなかった気がするんですが、こうやって聴いてると音楽の町でもあるんだな、と思います。ジャズだけじゃなくてその後のブラックミュージックでも偉人を輩出してます。Jay deeとかエミネムとか。
自動車と音楽の町。
お家で過ごすのんびりした時間のお伴に、pepper adamsの野太いバリトン。おすすめです。
ではまた。
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