パンと音楽・第三回 Ann burton
- 2020/04/19
- 07:18
いつ終わるとも知れない巣籠もり生活、寝て起きて、食べて寝て、そのルーティンの中に、そっと寄り添うような音楽があれば。
おはようございます。
SONKAです。
今日、朝から気持ちよく晴れた日曜日、皆さんはどんな風に過ごすのでしょうか。
そこに何かしら、音楽は流れているでしょうか。
僕は例のごとく早朝に目が覚め、今はCDを聴きながらぼんやりしています。
聴いているのはアン・バートンです。
その声はまだ目覚めきっていない朝、まどろみの続きのような混沌の中にとてもしっくりくる感じです。
寒い夜の毛布のごとく、暖かく優しい。
アン・バートンはずいぶん前に当ブログで触れました。
僕にとって特別思い入れのある歌手です。
店を開いた直後の、喜怒哀楽が一時間置きにやってくるような、めまぐるしい日々の中ですがるように聴いていた音だから、身体に深く刻まれているんだと思います。
すごく楽しい時とか、すごく苦しい時とか、そういう時にそばにいてくれた音楽のことは絶対に忘れないし聞くたびにその頃のことを思い出します。
今僕がアン・バートンを聴くのは、やっぱりそれが今必要な音だからでしょうね。
もしかしたら皆さまの中にも、僕と同じように今この音が必要な人がいるかもしれない。
そんなわけで今日はアン・バートンの紹介です。
よく知らないのですが、日本に馴染みのある方だったようで、日本でレコーディングしたもの(Burton for certain)もあります。
本当はそれを紹介したいのですが、ちょっと高くて手軽に入手できないので、別のを挙げます。
Blue burton / Ann burton

Amazonだとあんまり安いのがなかったのですが、近所のブックオフで500円棚に置かれているのを何度か見かけました。
貨幣経済の世界で、500円玉と引き換えに手に入るものは無数にあるわけですが、その中でも最も価値のある500円玉との交換はどれかと言えば、一つはこのBlue burtonでしょう。
少なくとも僕にとっては。
全9曲、どれも後世に残すべき音楽遺産ですが、個人的には最後の9曲目"sunny"で昇天です。
本当に好きな曲は、言葉が追いついていかないです。
結局は、とにかく聴いてください、っていう大雑把なまとめ方で終わりがちです。
聴けばわかる、わからなければごめんなさい、そんな感じです。
ではまた。
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