おはようございます。
前回の記事の後日談を少し。
ある日の夕暮れ、町をブラブラ。
ふらっと入った古道具屋さん。
ここではいつも面白いものに出会います。
店で使ってるサインボードとか、木製の壁掛けフックとかここで買いました。
あと、使わなくなったちゃぶ台とかスピーカーとか買い取ってもらったこともあります。
今日は何かあるかな、と店内をそぞろ歩く。
すると、目に飛び込んできた鮮やかな黄色。
これは何だろう。

イエローハウス。
小さい扉がついていて、中は小物が入るようになっています。
よくわからないけど惹かれる。
そして上から見ると、、

どうやらこれは貯金箱らしい、と腑に落ちたところで一瞬の閃き。
ここ最近の自分を捉えていた思考。
値上げ=強制的=ディスコミュニケーション=嫌だ
一方でイエローハウスを見た今の思考。
貯金箱=募金箱=自由意思=意思疎通=良いかも
古道具屋さんで謎の置物を見ながら、僕の思考は急回転していました。
そして衝動買い。
帰り道やや不安になりつつ、そしてその不安を打ち消すごとく思考を巡らせつつ。
この箱は、募金箱として使ってみよう。
募金なら、したくない人(時)はスルーできる。
お互いに強いることも強いられることもなく、気が向いたらさり気なくできる。
そういうのがいい。
パンを作る
パンを買う
お金を払う
お金をいただく
油断すると無機的になってしまうそういうやりとりの連続の中で、ふいにこぼれた気持ちが声のトーンや顔の緩みに自然と表れるように、小銭を入れるという表現になるかもしれない。それは気持ちの通い合う、有機的なやりとりに違いない。
もし募金が集まったら、そのお金で小麦粉を買って、それでパンを作ろう。
だからこの一連の思いつきは、「小麦募金」と名付けよう。
そこまで考えたところで、翌日半信半疑でイエローハウスを店に。
すると。
もう本当にたくさんの、温かい気持ちが。
お金がどうのこうのよりも、その皆さんの温かい気持ちが。
こんなに嬉しい気持ちになるなんて。
皆様のお気持ち、確かに受け取りました。
ありがとうございます。
買ってよかった。
幸せの
黄色い
何とか
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