夏の終わり(希望)

こんばんは。

今日で8月も終わりですね。

まだこの先も暑い日が続く、とわかっていながらも、ひとまず夏に区切りがついた、というところです。

パン屋にとって、最も過酷な季節を、皆様のおかげで無事に乗り越えられた事に感謝しています。

連日の猛暑日、突然の豪雨。
絶望的な空模様の下、こんな日に来てくれる方がいるのだろうか、と不安になりながら店を開けた事もありました。

が、どんな日でも。

来てくれる方が必ずいらっしゃるのでした。

どんな日でも、です。

これは、言葉にすればありきたりに思えてしまいますが、その場にいて、実際に体験した者からすれば、どんなときも来てくれるお客様がいる、というのは、奇跡以外の何ものでもないように思えるのでした。

本当に、ありがとうございます。

そうやって夏が過ぎ、9月になると、「ああ、今年もまたやってくる」、としみじみ感じ入るのです。

何がやってくるのかといえば、当店の誕生日です。

今年の9月10日で、開店から9年が経ちます。

この一年は、今まで以上に皆様からの温かい気持ちを感じた日々でした。

「小麦募金」にもたくさんのご支援をいただき、感謝と恐縮の狭間を行ったり来たりしていました。

何らかの形でお返ししなければ、と思いながら時は過ぎ。

ある時パッ、と閃きました。


今年の9月10日は、偶然にも日曜日。

いつもならば定休日です。

この日に、何かやってみようと思いました。


皆様からいただいた(いただきすぎた)募金。



たくさんのお心遣い。



これを持って、いつもの粉屋さんに行き、



買いました！



9月10日は、この粉でフランスパンを焼き、皆様に配ります。

よろしくお願いします！

詳細は後日改めて。