池袋へ続く道③:失われた秋を求めて

こんばんは。

最近、会う人会う人みんな「寒いですね」って言ってる気がします。

確かに、寒いんです。

３日くらい前の、結構暖かかった日、ありましたよね。

あれが、本来の11月的な気候らしいです。

天気予報で言ってました。

「今年は夏が長いなーと思ってたら、いきなり冬になっちゃったよ！」
なんて台詞もよく聞きます。

秋はどこ行った！？と。

どこ行ったんでしょうね。

寒くも暑くもなく、空はただ青く、木々の葉は赤く、そんな季節をもう少し味わっていたかった気もします。

気がついたらダウンジャケット着てましたから。

ところで、そういう目まぐるしい変化に翻弄されるのは人間だけではありません。

人間以上にセンシティブで翻弄されやすいもの。

そう、パン生地です。

ちょっと寒くなっただけでもう別人のようによそよそしくなります。

昨日まであんなに手にまとわりついてきたくせに、今日はずいぶん素っ気ない、ほっといてよ、みたいな感じだったり。

特に食パン生地でそういうのが顕著です。

いつもの時間に蓋を開けたら、あれ？全然膨らんでないじゃん？
みたいな。

もう8時なのにまだ寝てんの？
みたいな。

でも、そういうのが結構いい、っていうか、機嫌をとったり損ねたりが生き物の世話みたいな、なんだかんだかわいいやつです。

そんなかわいいやつがたくさん集まるパン祭り。

いよいよ来週開幕です。

パンを焼いたり、備品を揃えたり、やることはまだまだたくさんあります。

それではまた明日。